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保険のこだわり [雑感]

最近、独立している次男のところに保険屋がうろついている。
次男は医療保険と癌保険を同じ保険会社にかけていて、セールスマンはまとめてはどうかと言っている。

単純に考えれば、まとめて幾らか掛け金が安くなった方が良い気もするけど、安くなる分が癌保険の抗ガン剤治療の特約を破棄することになるのが重大な問題。
この問題を電話口で指摘したら、セールスマンは抗ガン剤治療の分は高額療養費制度を使えばペイできるじゃないかと言ってきた。それも、おバカなおばちゃんじゃ、そんな公的な制度も知らないと思うけど、どや!…てな感じの話し方。

ええええぇー!
電話の相手は癌保険市場では知らない人がいない会社のセールスマン。
まさか、そんな。抗ガン剤治療の実態を知らないの?

若けりゃ若い程、抗ガン剤治療が必要になったら、何年も続けなければならない事があるし、例え、高額療養費制度の多数月該当でひと月の医療費の支払いが4万円代になったところで、毎月毎月、何年も払い続けることが、どれだけ負担なのか、それも病と闘いながらだよ?仕事も満足にできないかもしれないんだよ?

「高額療養費制度は存じております。医療事務をやってましたので…。それに抗ガン剤治療は一度や二度で済む話ではないんですよ。抗ガン剤治療の特約を手放す意思は全くありません。」と言い返したら、セールスマンの高圧的な物言いが一変して、シドロモドロになった。

社会人として、やっと2年目に入ったばかりのヒヨコとバカなおばちゃんを高額療養費制度とかいう認知度の低い呪文で手玉にとれると思ったのかしら?それとも、セールスマンの質が落ちてきたのかな?

次男の保険の証券は医療保険は実家で(つまり私)癌保険は本人が管理しているので、どっちかを思い通りに洗脳できてもセールスマンの思惑通りの目的を遂げることはできない。狙って、そうしているわけではないのだけれど今回はまとめて管理しておかなくて良かったと思う。話の感じではヒヨコを手玉にとって判子を押させるのは簡単。ヒヨコだって、二十歳過ぎた成人なんだしって思惑が透けてみえる物言いなんだよね。怖い怖い。

それにしても、このセールスマンのこの手で抗ガン剤治療の特約を手放した人がいるんじゃないかと思うと気の毒に思う。いや、怖いよ。二人に一人はお世話になるかも知れないのにね。

アヒルの保険屋さんには、生きるための癌保険という商品が誕生した経緯をセールスマンにキチッと教育して貰いたいと切に願います。溜息。

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