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コトメ再生? その7 [社会問題?]

「身の回りで何か困った事はないのかって、どうして言えないんだ〜!」と、年末にコトメさんのヒステリーと怒号が炸裂しました。

事の始まりはコトメさんが退院間もない頃にコトメ家近くに住む叔父をコトメさんがアッシーに都合よく使ったこと。ホームセンターなどなど、連れ歩いて貰ったと聞いたので、後日、叔父に手土産持参でお詫びに行った事が気に障った様子。他にも、立ったまま使えるコロコロが欲しいのだけれど、100円ショップに売っていないので買ってきて欲しいと言っていたのを延長する棒を100円ショップで探して、手持ちのコロコロにつけて立ったまま使えるようにしたのが気に入らない。お正月に食べる蒲鉾を買ってきて欲しいと言ったのに買ってきて貰えなかったのが気に入らない。

てなことで、怒りが爆発したのでした。

私たち夫婦にしてみれば、入院時から「あれ買ってきて。これ買ってきて。」とのリクエストに対して精一杯、期待に応えてきたのだけれど、それに対して労いの言葉はなく、寧ろああじゃないこうじゃないと文句を言われた挙句に買い直しをさせられ、それにかかった代金も経費も支払って貰えなかったので、こちらから寄り添う気持ちは既にありません。退院すれば、身の回りのこと一切を自分一人でやらなければならない事は分かっていたはずだし 、その為にスマートフォンを買いに行くのにも付き合ったし、入院中にスマートフォンで買い物ができるようになっておいてねとも言いました。全然、理解できなかったんですね。

それにしても、お正月の蒲鉾って、今年は忌中なんです。

忌中でも、お正月の蒲鉾を一人でこっそりと食べるのまでは口出ししません。でも、他人に頼んで買ってきて貰うのはどうなんでしょう?「今年は忌中なんだし、近所のスーパーで買ってきたらどうです?」と言ったら、「近所のスーパーには高いのしか置いていないから買ってきて欲しかったのに。」と高いの安いのと値段のことばかり主張して、お正月を祝う年ではないのだということには聞く耳を持たず。

手術後の入浴時にはコルセットを外して入浴する事が許されておらず、入浴後にコルセットをドライヤーで乾かさなければならず、一回の入浴に3時間もかかるのだと、だから近所のスーパーに頻繁に行ってられないのだ…と。いや、そもそもコトメさんの「買ってきて。」は代金もそちら持ちで宜しく!だし。ハハ。

◯◯に3時間もかかるから買い物に行けない。
そんな事を言っていたら、パートに出てる主婦なんて、どうすりゃいいの?
面倒を見るべき家族などいない。自分一人の事をするだけなのに?

我が夫、コトメさんの弟です。遂にキレました。このヒステリー事件以降、実家には寄り付こうともせず、トメさんの一周忌の電話連絡も自分でしようともしません。一周忌を済ませて、仏壇を引き取ったら縁切りでしょうね。覆水盆に返らずです。あのセリフのひと言で姉弟の縁がプツッと切れた感じです。

何だかね、コトメさんて、自分がトメさんのつもりでいるんじゃないかって感じる事がよくあります。行動が嫁イビリに近いです。私とは同じ歳なんですけど?笑

コトメ再生? その4 [社会問題?]

自立支援団体との2回目の顔合わせ、打ち合わせが終わりました。

今後、どれくらいの収入が必要なのかとか、何時間くらい働けるのかとかを具体的に記入して下さいと用紙を渡されたりしながら雑談を交えて和やかな打ち合わせでした。

コトメ、雰囲気が明るくなってきました。オドオドした感じが消えて自分らしさが見えてきました。
やっぱり姑はコトメにとっては毒親だったのかもと思います。軽いモラハラを受けつつ、支配・洗脳されていた感じなのかと…。それで、人生の中で宝物のような30年を棒に振ってしまったんですよね。

考えてみれば、我が家の夫と弟、コトメから見て弟達は結婚を機に実家から距離を置いて生活してきたんです。夫達は先に亡くなった父親のことは信頼していましたが、母親(姑)のことを信頼していなかったし、私に対しては何を言われても間に受けるな放っておけと言われてもいました。

私も一人の母親として、自分の子供たちを束縛していないかどうかを改めて見つめ直してみようと思いました。

次回の打ち合わせはコトメ本人と就労指導担当者で進めることになり、社会福祉士と私は待機することになりました。

コトメの生活費も姑の預金を整理したら、少しまとまったものが出てきたので、年内いっぱいは持ちそうで一安心です。

肩の荷がおりました。本当、助けが必要な時は素直に助けてって言うのは大事だなって思いました。

コトメ再生? その3 [社会問題?]

県に関連した自立支援団体との初顔あわせが終わった。

この初顔あわせの日時を電話連絡した時には、いくらか嫌そうな雰囲気だったのだけれどゴールデンウィークの間に気持ちの整理が進んだのか、見違えるようにスッキリとした顔をしていた。

うーん、やっぱり母親に支配されていたのかなぁ?
亡き姑はコトメに対してガミガミと将来のこと、就職のことを言っていたのだけれど、家事一切はコトメに押し付けて動かなくなっていた。コトメを帝王切開で出産し、その時に受けた輸血からC型肝炎に感染していたのに気がつかず、それが元で肝臓癌を患ってしまっていたせいで余計に身体を動かすのが億劫になっていたのかもしれない。確かに、肝臓に腫瘍があると疲れやすいし、足腰に痛みが出たりもするから動きたくなかったのだろうね。そうは言っても、母親は自分の都合よく娘を使い、娘は母親の年金を当てにして生活を送るのは将来性のない歪な関係だよね。

コトメがとりあえず、パソコンを覚えたいというのでVista OSのパソコンをリカバリーして渡した。タッチキーとワード、エクセルの練習くらいにならまだ使えると思う。

就職の準備は僅かずつ先に進み始めているけれど、大問題が出てきた。

自立支援団体との話で年金の支払い状況について質問があり、それに答えるコトメ。
…年金の支払いは30歳くらいまでで、その後は収入がないので支払い免除の手続きをしていたと…。

ええええぇー!

その結果、将来受け取れる老齢年金は月に2〜3万円程度であろうということが分かった。
親が残した古い家屋と土地は売却決定だね。覚悟してたけどね。

やっぱり、30年ものの引きこもりは色々、問題が山積み。頑張るよ。溜息。

コトメ再生?その2 [社会問題?]

早いもので姑の四十九日を先月末に済ませ、コトメの身体の不調も変形性股関節症と診断がつき、心配していた股関節の置換術はまだまだ先で大丈夫とのことだった。ライフライン関連の名義変更も順次、手続きを終えたようだ。

さてと、次はいよいよコトメの再就職について考えなければならない。
県の保健相談にメールで連絡をとってみた。丁寧に返事をもらった。地元の保健所でも相談ができるとのことだったので面談の予約をしようとして電話をかけたら、アッサリとハローワークに相談してみて欲しいと言われた。

うーん、30年級の引きこもりの再就職がハロワで済む話なら相談しないんですけどね。溜息

仕方がないのでコトメが住んでいる市役所の福祉に面談をしてもらえるかメールで問い合わせをしてみた。返事が来るまで一週間かかったので諦めかけていたけれど、面談の予約をとることができた。

以前は股関節の置換術をしただけで障害手帳が発行されたらしいが、去年あたりから見直されたようだ。コトメの場合はそれ以前なので、そもそも対象外で身体障害はないといえる。
精神面はいわゆるコミュ障だろうと思うけれども、知的障害があるわけでもない。
あえていうなら変形性股関節症のせいで骨盤が歪んだ結果、老人用の杖を使い始め腰を曲げて歩くようになってしまった事。その事は亡くなった姑に対して経済的な保護を受け続けるためにオーバーな振る舞いになっていたのではないかと思われる事。うーん。身体もココロも中途半端に病んでいる状態だよね。

叶うのならば、公的な自立支援を受けて、ゆっくりと無理なく社会復帰をしてもらいたいと思っている。

世間一般では、兄弟がめんどうをみてやればいいじゃないかと言う人もいると思うけれども、まだ50代で働きもせず、結婚もせず、育児もせず、家族の世話もせず、だらだらと自分一人生活をしていることに価値はあるのだろうか?そこから抜け出すのには兄弟の助けだけでは限界がある。甘えがある。だから第三者の助けを借りたいと思っている。

あと、一踏ん張り。頑張ってみるね。

コトメ再生? その1 [社会問題?]

舅、姑の逝去に伴って深刻になったひきこもり歴30年のコトメ問題。今や同様の事は水面下ではあるけれどもよくある話になってきているみたいですね。

さて、当家のコトメは2年前から老人用の杖を使い老婆のように腰を曲げ、少し歩いてはハァハァと立ち止まってしまう様子で何度も病院に行くように言ってきたけれど遂に行くことはありませんでした。

本人の意思に任せていては埒があかないので、姑の死亡に伴う事務手続きで市役所や年金事務所に出かけた折に病院に連れて行きました。

先天性股関節脱臼からの股関節の骨頭に問題が出てきました。

診療所から紹介状を貰い、最寄りの総合病院の受診日の打ち合わせをしていたら、来週はお彼岸だから出かけられないと…。お彼岸で具体的に何があるのかと尋ねたら、親戚や近所の人たちが線香をあげにくるから出かけられないと…。いや、でも大体は3連休の間に来ると思うけど…。お母さんの初めてのお彼岸だし…。と。

同じ年とは言え、義理の姉なのできつい事は言いたくなかったけれども「これから働きに出て一人で食べていかなくちゃいけない人がお彼岸だからって一週間も家を空けられないと言っていては話になりませんよ。出かけるということに慣れて下さい。」と、つい言っちゃいました。

は〜〜。
コトメの手持ち資金があるうちに手術、リハビリ、就活とやる事はいっぱいあるんですよ。分かってるのかなと頭を抱えたくなります。

手持ち資金といえば、コトメは姑の銀行預金の整理には意欲的なのだけれど、それに付随している公共料金の引き落としや支払いについては無頓着で何度となく早急に名義変更の連絡と手続きをするように言ってもやらず、やらない理由を問い詰めてみたら、自分名義の口座から何もかも引き落としをされると手持ち資金が減るじゃないか言い出す始末。

えええ〜〜。自分一人で使ってる水道、ガス、電気、電話の料金。自分以外の誰が払うの?と心の中で思ったけれども、これは口に出さず、代わりに公共料金の領収書を全て出させて、コトメの目の前で名義変更の手続きをしたい旨の電話連絡を私が全て完了させました。ボチボチとこの件で話を聞いてみると、一回目の引き落としができなかった連絡をしばしば貰っていた様子で、ガス代は引き落としができなかったら翌月に何も連絡なく2ケ月分とられると怒り出す始末で…。ひと言。「当たり前です。」としか言えず、思いっきり頭を抱えました。あって当たり前の公共設備はコトメにはどういう位置付けなんだろう?

名義変更の手続きが終わる頃まで故人の長男、次男は預金を整理する為に必要な戸籍謄本、住民票、印鑑証明を揃えたり、書類へのサインや実印の押印などはしない方針で行くことにしました。

あれやこれやで私は何があっても、この人と同居は絶対に無理だと強く思いました。
このコトメを社会人として無事に送り出すことが、できるんでしょうかね。溜息。
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